NEWS

お知らせ

マネージャーの、ここだけの話。チョイーとツイート#150

西武東戸塚S.C.のマネージャーたちが気まぐれにつぶやく「チョイーとツイート」。

売場を歩き回っている各フロアのマネージャーが何気なく感じていること、気づいたことを発信していきます。

毎週水曜日配信です。

※写真はイメージです。
※表示価格は本体価格に消費税額を加えた「お支払い総額(税込価格)」となっております。
※数に限りがある商品もございます。売り切れの際はご容赦ください。

こんにちは、食品担当の川端です。

私は物産展等の担当が長く、北は北海道から南は九州沖縄までその土地のうまいもの探し各地を回ってきました。
京都も25回以上仕事で行ってきております。

今回皆さまにご紹介したいのは、京都五条付近 松原通に面している轆轤町(ろくろちょう)にお店を構える「みなとや幽霊子育飴本舗」の「幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)」です。

こちらの商品ですが、なんと西武東戸塚S.C.の25周年に合わせて10月6日(日)午後3時から、100個限定で特別に販売いたします!
※数量限定ですので売り切れの際はご容赦ください。

そんな「幽霊子育飴」の由来について、少しお話をさせていただきたいと思います。

***************************

今から400年以上昔、六波羅蜜寺の付近にあった轆轤町(ろくろちょう)。このあたり六道の辻は埋葬地があり、この世とあの世の境といわれておりました。

毎夜若い女性が飴を購入に来られたそうですが、数日が過ぎ、銭箱に入れたお金が翌朝しきびの葉っぱに変わっていることに気がつきました。
店主は狐か狸に化かされているのかと思い、ある晩この飴を買った女性のあとをつけてみることにしました。お墓付近で女性を見失うと、赤ちゃんの泣き声がお墓から聞こえてきました。
お墓を掘り返してみると、赤ちゃんが棒についた飴をなめながら泣いていたそうです。

女性は臨月で亡くなった直後に赤ちゃんを産み落とし、幽霊となってわが子に栄養のある飴を運び、命をつなげたといわれています。
当時の飴は麦芽糖のようなものを棒につけただろうと想像ができますね。

三途の川の渡し賃6文銭がなくなった後、お墓にそなえられたしきびの葉っぱをお金に化かし毎夜わが子のためお店に通っていたのですね。
母の愛情が幽霊になっても赤ちゃんを守ろうとした逸話がとても素敵です。

ちなみにこの赤ちゃんはのちにとてもえらいお坊さんになられ全国を説法して歩かれたそうです。

***************************

名前を聞くと少し怖い気がしますが、実は母から子への愛情たっぷりなエピソードがあったんですね。

ぜひ、こちらのエピソードを思い返しながら「幽霊子育飴」を味わっていただけますと幸いです。
ご来店お待ちしております。

カテゴリ

RECENT POSTS